20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円03銭円高ドル安の1ドル=127円83~93銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・0849~59ドル、138円75~85銭。
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米長期金利の指標となる10年債はこの日、前日までの利回り上昇を受けて買い戻しが広がり、利回りが一時2・81%台まで低下した。利回り上昇に一服感が出たことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。
20日の東京市場では一時、約20年ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=129円43銭を付けるなど最近は急激なペースで円安が進んでいた。ニューヨーク市場では、利益確定や持ち高調整のためにドルを売って円を買う動きが出た。(共同)