▼手入れするパーツ
眉毛にはその人の人柄が出ると思うからです。眉毛は、男女ともに「手を入れやすい」部分だと思います。男性でも女性でも整えている人がほとんどではないでしょうか。
そして、顔のパーツの中で、自身でいじりやすいパーツでもあります。例えば目や鼻をいじるというと、それは専門家しかできません。でも眉毛は手の届きやすい「毛」であるため、自分でも手を入れやすく、むしろ継続的にケアをしなくてはいけない部分だと思います。男性なら理容院で整えてもらうこともあるかもしれませんね。
▼「過剰」なケアに「クセ」が出る
私が今まで関わってきた人を分析すると、眉毛に「クセ」がある人は性格にもクセがありました。
「やたら細い」「眉頭からしっかり筆を入れている」「ボサボサ」…。こういった相手側が違和感を覚える、清潔感を感じない眉毛の人は、主張が強かったり、考え方に極端な偏りがあったり、仕事が雑だったりといった特徴がありました。
眉毛を過剰にケアする傾向がある人は、仕事でも「過剰」な部分があるように思います。
◯◯な人は受付嬢から嫌われていた
受付嬢時代、必ず嫌われていた人の特徴があります。それは受付カウンターを「覗き」込む人です。
本当にそんな人いるの? と思う方もいるかもしれませんが、意外と多いんです。受付カウンターの中は未知の世界なのでしょうね。覗き込んでくる方が結構いました。
▼「家の中」を覗かれている気分
覗き込まれると、良い印象を持っていたお客様でも正直「残念」な気持ちになります。例えば、宅配便を届けにきてくれた配達員の人が、家の中をジロジロ覗き込むような行動を取ったら、みなさんはどう思いますか? そのシチュエーションととても近いのです。
受付嬢にとって受付のカウンターの中も「家の中」と同じなんです。
一気に押し寄せる来客をスムーズに捌くために、色々な準備をしています。それゆえ、常に整理整頓されているわけではありません。受付という舞台でしなやかに立ち振る舞うからこそ、乱れている時もあります。
▼共有情報にも「コンフォートゾーン」がある
受付カウンター内を覗く人はおそらく、人のPCモニターを何の配慮もなく覗き込んでいたり、デスクの上を必要以上に見たりしている人だと思います。相手に興味を持つことはビジネスにおいても重要だと思いますが、興味の持ち方や、コンフォートゾーンは意識すべきだと思います。
意識的でも無意識的でも覗く行為を繰り返していると、仕事を進める上で必要な情報も「知られたくない」という感情を抱かせてしまうかもしれません。
「得意な人」「不得意な人」を見分ける手段のひとつ
ビジネスにおいて私が相手のどういったところに注目しているかを書いてきました。「頭の先から足の先まで」見ているなと自分でも改めて感じます。
▼受付嬢時代に磨かれたワザ
ただ、それをジロジロ見るのでは、前述した「受付カウンターを覗きこむ人」と同じになってしまいます。瞬時に見ているのです。
受付嬢という、一日に何百人もの人と接する仕事をしてきたからこそ、瞬時に人の印象を判断する技を身につけることができたと思っています。人を見る目を養うことで、自身のビジネスも進めやすくなると実感しています。