出光、千葉で再生燃料製造 8年度供給、世界最大級

    出光興産は、サトウキビなどを原料としたバイオエタノールから航空機用再生燃料(SAF)を作る装置を、令和7年度に千葉事業所(千葉県市原市)に建設する。8年度から国内の航空会社などに供給する。SAFは二酸化炭素(CO2)の排出量を削減でき、航空業界で注目されている。事業規模は8年度までで457億円。出光によると世界最大級となる年10万キロリットル規模の製造装置を設置し、原料は国内外で調達する。製造コストの低減を目指す。


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