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【トップは語る】東京電力リニューアブルパワー社長 永澤昌さん(55) 洋上風力、中長期的目線で価格精査

--東京電力で再生可能エネルギー事業を担う

インタビューに応じる東京電力リニューアブルパワーの永澤昌社長=4月19日午後、東京都千代田区(森田晶宏撮影)
インタビューに応じる東京電力リニューアブルパワーの永澤昌社長=4月19日午後、東京都千代田区(森田晶宏撮影)

「国内外で600万~700万キロワット程度の新規開発を目指し、結果として令和12年度までに1000億円規模の利益確保と、非常に高い目標を掲げている。再生エネの電気が直接ほしいという顧客ニーズの高まりもあり、営業経験のある人材も加えている」

--洋上風力発電の事業者公募をめぐっては、昨年の「第1弾」で2つの海域で応札したが落選した

「2海域で落ちたことで、時間を費やしてしまった。国内の洋上風力では、複数の地点(での入札)を視野に入れて準備している。事業者間の競争も激しい。複数の地点のうちどこかで落札して必ず確保する上では、一本背負いというわけにはいかない」

--第1弾では、三菱商事を中心とする企業連合が破格の低価格を提示し、3海域全てを落札した

「そうした価格が示された以上、どこまで追求できるのかと検討するのは当然だ。どうすれば(価格を)下げられるかを精査している。一方、中長期的な目線で冷静に判断していく必要がある。おのずと合理的なところに落ち着いていくと思われるので、浮足立つことなくやるというのが基本的な姿勢だ」

--新規株式公開(IPO)は選択肢にあるか

「現状、IPOは全く視野にない。この1~2年で大事なのは、実績を確実に積むことだ。そうでないと次のストーリーを描けない。実績を積む段階で、当社の持つ弱みを補完できる相手との小さな連携は必要だと考えている」(森田晶宏、写真も)

ながさわ・まさし 一橋大経卒。平成2年東京電力(現東京電力ホールディングス)入社。主に企画部門を歩み、平成29年6月に東京電力ホールディングス執行役員経営企画ユニット企画室長。同社常務執行役、東京電力リニューアブルパワー副社長を経て、令和4年4月1日から現職。熊本県出身。


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