北京市は24日、新型コロナウイルスの感染拡大を警戒し、PCR検査などの防疫態勢を強化すると発表した。都市封鎖(ロックダウン)への懸念が広まり、市内の一部スーパーなどは食料や日用品などを買い込む市民でごった返した。
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23日に市内で新たに確認された感染者(空港検疫などを除く)は22人だった。
市当局者は、流行しているウイルスは感染力が強く、厳しい防疫措置が必要だと強調。新規感染者が多い朝陽区では25日から全域でPCR検査を頻繁に実施するとし、通勤者には出勤前の検査を受けるよう求めた。
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朝陽区内のスーパーで買い物客の行列ができ、商品がなくなる棚もあった。(共同)