日本銀行は26日、指定した利回りで複数の営業日にわたって国債を無制限に買い入れる「連続指し値オペ」を27~28日も実施すると通知した。長期金利の指標である10年物国債の利回りが、日銀が上限とする「0・25%程度」に近づく中、金利の上昇を抑える狙いがある。
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日銀は20~26日にも5営業日連続で指し値オペを実施し、金融機関から計2兆3018億円の国債を買い入れた。今回通知した分を合わせると、指し値オペは7営業日連続となる。
26日の国債市場では、長期金利の指標である10年物国債の終値利回りは、前日と同じ0・245%だった。