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リーダー志向の新入社員が過去最低 先輩は「この人のようになりたい」と思わせる振る舞いを

今年の新入社員は安定志向が強いことがわかった。コロナ禍の前後で業績が落ち込んだ企業の情報に触れてきたことから、職場と働き方に安定性を求めるようになったとみられる。その一方で、リーダーとして働くことに関心を持たない人の割合は過去最多を記録した。

リーダー志向の新入社員が過去最低(Getty Images)※画像はイメージです
リーダー志向の新入社員が過去最低(Getty Images)※画像はイメージです

人材育成サービスなどを手掛けるラーニングエージェンシーは3月31日~4月13日、2022年入社の3659人にアンケート調査を実施。仕事を通じて成し遂げたいことを3つまで答えてもらったところ、最多の「安定した生活を送りたい」が昨年から5.2ポイント増の64.5%で過去最高を記録した。

2位の「自分を成長させたい」は昨年から0.9ポイント減の60.6%。また、近年急増している「社会に貢献したい」は32.0%だった。

将来的に会社で担いたい役割について聞くと「専門性を極めプロフェッショナルとしての道を進みたい」が31.6%、「組織を率いるリーダーとなりマネジメントを行いたい」が23.5%だった。リーダーまたは専門家を目指す新入社員は減少しており、特にリーダーを目指すとした人の割合は2014年以降の調査で最も低かった。

また、「特にキャリアについての志向はなく楽しく仕事をしていたい」が21.3%、「まだはっきりしておらず今後決めていきたい」が22.9%。合計すると、これまでで最多の44.2%が会社で担いたい役割をイメージできていなかったという。

調査を行ったラーニングエージェンシーは、先輩社員が新入社員の個性やキャリアに対する考え方を理解する必要があると指摘。将来のリーダーを育てるために、リーダーの立場で働く社員が「この人のようになりたい」と思わせるように振る舞うことや、会社が若いうちから計画的にリーダーを育てる仕組みを作ることが重要だとした。

今後やりたい仕事(複数回答)は、「楽しくてやりがいのある仕事」(72.7%)、「自身の成長につながる仕事」(54.7%)、「楽しく取り組める仕事」(41.0%)などが上位に入った。

32.2%が「安定的に給与が得られる仕事」と回答しており、ここでも新入社員の安定志向がうかがえた。また、2020年の調査で急増した「人脈が広げられる仕事」は2年連続で減少して28.1%だった。


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