佐川、最高益1067億円 コロナ禍、宅配便好調

    佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)が28日発表した令和4年3月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前期比21・1%増の1兆5883億円、最終利益が43・6%増の1067億円となり、ともに過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍の長期化で「巣ごもり需要」が衰えず、インターネット通販などの宅配便の利用が伸びた。

    佐川急便
    佐川急便

    宅配便の取り扱いは前期比1・6%増の13億6900万個で、過去最高だった。

    5年3月期業績予想は、売上高が3・9%増の1兆6500億円、最終利益が10・1%減の960億円とした。運賃低下による国際物流事業の収益低下を見込む。


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