ウクライナの首都キーウ(キエフ)市当局は6日、対ナチス・ドイツ戦勝記念日の9日と前日の8日に関連行事を開催しないと明らかにした。戦時下で大規模イベントが禁じられていることを理由とした。記念碑に花を手向けることは可能だという。
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ウクライナに侵攻したロシアは9日に向け戦果を上げようとしているとの見方があり、ウクライナ側は警戒を強めている。市当局は「全土にミサイル攻撃がある可能性が高い」とし、警報が鳴ったらすぐシェルターに避難するよう呼びかけた。
旧ソ連圏のウクライナはロシアと同じ9日を祝日としてきたが、近年は欧州で第2次大戦が終結した8日を記念日にしようとする動きがあり、行事も開催されている。(共同)