日本KFCホールディングスは6日、「ケンタッキーフライドチキン」の多くの商品を値上げすると発表した。値上げ額は10~100円。主力の「オリジナルチキン」は7月6日以降、現在の1個250円を260円に引き上げる。首都圏や関西の一部店舗でポテトの販売を今月9日から順次休止することも明らかにした。
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値上げは、小麦粉や食用油など原材料価格の高騰や物流コストの上昇が要因。先行して6月1日から、オリジナルチキンなどにポテトや飲み物が付いたセットメニューの価格も引き上げる。500円で販売しているランチメニューなどは据え置く。
ポテトの販売休止は埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山各都府県の233店舗が対象となる。在庫がなくなった店舗から順次販売をやめ、今月29日まで休止する予定。世界的に物流が混乱し、北米などからの輸入が遅れているためと説明している。