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ウクライナ、東部ハリコフで反攻 ベラルーシが国境に部隊、陽動作戦の可能性

ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ軍参謀本部は10日、東部ハリコフ州で新たに4集落の奪還に成功したと発表した。同国軍は6日にもハリコフ州の複数の集落を露軍から解放したとしており、反攻作戦の前進を示した。一方、露同盟国のベラルーシは同日、ウクライナ国境などに部隊を配備すると発表した。ウクライナ軍を東部に集中させないためのロシアと協調した陽動作戦である可能性がある。

ウクライナ東部ハリコフで、がれきの中を歩くウクライナ軍兵士=25日(AP=共同)
ウクライナ東部ハリコフで、がれきの中を歩くウクライナ軍兵士=25日(AP=共同)

ウクライナ軍参謀本部は10日、ハリコフ州の集落を奪還したとする一方、露部隊が損害拡大により露西部ベルゴロドに撤退したとの情報を入手したとした。

ハリコフ方面をめぐっては、ウクライナ軍のザルジニー総司令官が5日、「反攻作戦を開始した」と表明。6日には米シンクタンク「戦争研究所」が「露軍は今後数日間で、ハリコフへの砲撃射程外まで押し戻される可能性がある」との分析を公表していた。

一方、ベラルーシ国防省は10日、北大西洋条約機構(NATO)圏に接する西部と北西部国境に戦術大隊を、ウクライナに接する南部国境に特殊部隊を配備すると発表した。国営ベルタ通信が伝えた。同省は、国境付近でのNATO側とウクライナ軍の兵力増強といった「脅威」に対応した措置だと説明。しかし実際は、ウクライナやNATOの注意を分散させるための陽動作戦の可能性がある。

露国防省は10日、ウクライナ軍の複数の航空機を東部で撃墜し、地上戦力にも損害を与えたと発表。さらにルガンスク州ポパスナを掌握し、露軍部隊が州境に到達したとも主張した。

これに対し、同州のガイダイ知事は、ウクライナ軍はポパスナから撤退したものの後方で防御線を構築したとし、州境に達したとの主張は虚偽だと反論した。


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