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暗号資産で利益を生むには  「ステーキング」と「イールドファーミング」の特徴とリスク

暗号資産で利益を生む方法は、仮想通貨の売買だけではない。「ステーキング」と「イールドファーミング」と呼ばれる手法も知られているが、高利回りが謳われる一方で相応のリスクもある。

スーパーボウルの際に流された暗号資産関連のCMを見て、奇妙に思ったり、深刻なディストピアのようだと感じたり、あるいは妙な既視感を覚えたりしたかもしれない。

それでも、ブロックチェーンにはまだ経済的な報酬を得る機会があると感じ、飛び込んでみたいと思っている人もいるだろう。注目の試合に広告を出稿したコインベースやFTXといった会社のサービスを通じて、すでにいくらか暗号資産を保有している人もいるかもしれない。

それでは、次はどうすればいいのだろうか? ビットコインやイーサリアムをはじめとする仮想通貨の価格の変動を追って活発に取引すると、フルタイムの仕事になりかねない。要はデイトレードということだ。そしてまだ多くの人は、NFT(非代替性トークン)を発行したり売買したりする世界に飛び込む準備はできていない。

中長期的な投資を考えていて、仮想通貨をウォレットにただ眠らせている暗号資産のトレーダーには、それを使って稼ぐ方法がいくつかある。分散型金融(DeFi)のネットワークでのステーキングとイールドファーミングだ。

「DeFi」とは、ブロックチェーン上に構築された通貨やスマートコントラクトといったサービスやツールをまとめて指す用語である。暗号資産のステーキングとイールドファーミングは基本的に似たようなものだ。ひとつの暗号通貨に投資し(一度に複数の通貨に投資する場合もある)、ブロックチェーン取引から金利と手数料を得る仕組みである。

暗号資産に“利子”が付く仕組み

このうちステーキングの仕組みはシンプルだ。口座に暗号通貨を保有していればよく、その資産がブロックチェーンのバリデーター(トランザクションの検証と承認を担う)によって活用されることで利息や手数料が付く。ブロックチェーンのバリデーターが取引をすると、発生した手数料の一部がステークホルダーに支払われるというわけだ。

こうした保有する暗号資産に利子が付くサービスは広く普及しており、Coinbaseのような大手の暗号資産取引所も取り扱うようになってきている。価格が非常に安定したUSDC(米ドルと同価値になるよう固定されている)といった一部のトークンの年利は0.15%程度(銀行の低利の当座預金にお金を預けている状況とそう変わらない)だが、ほかの仮想通貨には年利が5〜6%のものもある。一定の預け入れ期間(好きなときに入出金できない)や、利息を引き出す際の最低金額を定めているサービスもある。


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