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GDP年率1・0%減 1~3月期 ワクチン輸入増、感染拡大で個人消費も伸び悩み

内閣府が18日発表した、令和4年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・2%減、このペースが1年続くと仮定した年率換算は1・0%減だった。マイナス成長は3年7~9月期以来、2四半期ぶり。新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の拡大に伴って個人消費が伸び悩んだほか、新型コロナワクチンの輸入が増えたこともマイナスに寄与した。

東京スカイツリー周辺の街並み(本社ヘリから、佐藤徳昭撮影)
東京スカイツリー周辺の街並み(本社ヘリから、佐藤徳昭撮影)

項目別にみると、GDPの5割超を占める個人消費は前期比0・03%減。減少は2四半期ぶり。蔓延(まんえん)防止等重点措置が3月下旬まで適用され、飲食や宿泊、旅客輸送などが低迷した。

また、輸出は1・1%増、輸入は3・4%増といずれも増加したが、輸入の伸びが輸出を上回った。GDPは国内で生み出された付加価値の合計額のため、輸入が増えると押し下げられる。輸入は新型コロナのワクチンに加え、携帯電話などが伸びた。

このほか、企業の設備投資はガスタービンなど汎用(はんよう)機械が寄与し、0・5%増と2四半期連続のプラスだった。住宅投資は1・1%減。公共投資は東日本大震災の復興需要が一巡したことで、3・6%減と5四半期連続でマイナスだった。景気の実感に近いとされる名目GDPは、物価の上昇を反映して前期比0・1%増、年率換算で0・4%増だった。

一方、3年度の実質GDPは前年度比2・1%増で、3年ぶりのプラス。名目GDPは1・1%増で2年ぶりのプラスとなっている。


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