グーグルのロシア子会社が破産申請 当局が3月にアクセス遮断

    米IT大手グーグルのロシア子会社は18日、ロシアの裁判所に破産を申請した。インタファクス通信が伝えた。ロシアのウクライナ侵攻に絡み、信頼できない情報にアクセスさせているとして通信当局が3月、検索サービス「グーグルニュース」を遮断していた。

    同社は破産申請の告知で「経営破綻が見込まれ、支払い義務の履行ができなくなった」と説明している。

    4月には、ロシア通信情報技術監督庁がウクライナでの軍事作戦についてグーグル傘下の動画投稿サイト、ユーチューブが虚偽情報を広めているとして、グーグルに広告の掲載を禁止したと発表していた。

    インタファクスによると、グーグル子会社に対しては同監督庁が72億ルーブル(約146億円)の罰金を科しているという。(共同)


    Recommend

    Biz Plus