トヨタは生産継続 部品会社集積、代替で対応 取水施設漏水

    トヨタ自動車は18日、愛知県豊田市にある取水施設で起きた漏水を巡り、工業用水の供給が止まる恐れについて「井戸水の活用などで18日は工場の稼働を続ける予定」と説明した。トヨタ系部品メーカー各社も、工場で工業用水の提供を受けていたと明らかにした。一帯には部品会社が集積するが、貯蔵水や井戸水などで代替し、当面の生産に影響はないという。

    トヨタ自動車本社に掲げられている旗(愛知県豊田市)
    トヨタ自動車本社に掲げられている旗(愛知県豊田市)

    デンソーは本社(愛知県刈谷市)を含めた拠点で対象の工業用水を使用していたが、対策を講じ今のところ影響はない。ジェイテクトや愛知製鋼も井戸水などへの切り替えで対応。豊田自動織機は「貯水タンクにも限界がある。工場では節水の徹底を呼びかけている」としている。

    午前にも工業用水停止 自動車企業影響も 愛知、施設漏水


    Recommend

    Biz Plus

    Recommend

    求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

    求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)