中国軍とロシア軍の戦略爆撃機による24日の日本列島周辺での編隊飛行について、露国防省は同日、「合同の空中パトロール(警戒飛行)」であり、「特定の第三国に向けたものではない」と発表した。タス通信が伝えた。
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今回の編隊飛行をめぐっては、日本で同日開催された日米豪印の協力枠組み「クアッド」の首脳会合や、日米によるウクライナ支援を威圧する中露の思惑が指摘されている。
中国国防省も露空軍との共同飛行について発表し、軍事協力計画に基づく戦略的飛行だと説明した。
中露は2019年7月、日本海や東シナ海上空で戦略爆撃機による初の「合同パトロール」を実施。中露は20年12月と21年11月にも日本海上空などで同様の共同飛行を行っている。
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