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「もううんざり」国連勤務の露外交官、侵攻批判し辞職

スイス・ジュネーブにあるロシアの国連代表部に勤務してきた露外交官、ボリス・ボンダレフ氏は23日、ウクライナ侵攻とプーチン露政権に抗議するため、露外務省を退職すると発表した。侵攻への批判を公表した上での露外交官の辞職は極めて異例とみられる。

ウクライナ・マリウポリの激しく損壊した建物近くを歩く人たち=22日(ロイター=共同)
ウクライナ・マリウポリの激しく損壊した建物近くを歩く人たち=22日(ロイター=共同)

ボンダレフ氏はSNS(交流サイト)上で「もううんざりだ。遅くなったが本日で退職する」と表明。「2月24日(侵攻開始日)ほど国を恥ずかしいと思ったことはない」とし、「侵略戦争はウクライナ国民に対してだけでなく、繁栄を失うロシア国民に対しても犯罪だ」などと述べた。

その上で、プーチン露大統領を念頭に「この戦争を思いついた人物は、永遠に権力を握り、豪華な宮殿に住み、露海軍全体の金額にも匹敵するヨットに乗りたいと思っている。そのためにはどんな犠牲もいとわない。既に両国民が何千人も亡くなった」とした。

ボンダレフ氏は、自身が20年間にわたり勤務してきた露外務省が年々、専門性を失い、宣伝機関に堕してきた-と指摘。その最たる例が、核兵器で世界を脅すラブロフ外相だと痛罵し、「私はもう不名誉を共有したくない」と述べた。


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