訪日観光再開「意義ある」　斉藤国交相、感染抑止も促進

斉藤鉄夫国土交通相は２７日の記者会見で、訪日外国人観光客の受け入れを６月１０日から約２年ぶりに再開することについて、観光産業振興の面で「大変意義がある」と強調した。新型コロナウイルスの感染拡大対策にも注力する考えを示した。

「コロナ下で観光政策を進めていく上では、感染拡大の防止と社会経済活動のバランスをどう取るかが重要」と指摘。旅行会社など業界向けのガイドラインをまとめ、訪日客にマスク着用や消毒などを促すとした。