「魔女の谷」開業は再来年春 ジブリパーク、完成遅れ

    愛知県の大村秀章知事は31日の記者会見で、愛・地球博記念公園(同県長久手市)に建設しているジブリパーク内の「魔女の谷」エリアの開業が、当初予定の令和5年秋より遅れて6年3月になると発表した。映画の世界観を再現するために使う木材の調達などに時間を要すると説明した。エリアのイメージ図も発表した。

    「魔女の谷」エリアの「グーチョキパン屋」のイメージⓒStudio Ghibli
    「魔女の谷」エリアの「グーチョキパン屋」のイメージⓒStudio Ghibli

    ジブリパークでは5エリアを整備中で、「どんどこ森」「青春の丘」「ジブリの大倉庫」の3エリアは今年11月に先行オープン。「もののけの里」エリアは5年秋を予定している。

    県によると、魔女の谷エリアには映画「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」に登場する「オキノ邸」「グーチョキパン屋」「ハウルの城」をイメージした建築物を建設。欧州風の木造建築が中心で、使用するクスノキなど広葉樹の木材が国内で流通が少ないため調達に時間がかかったという。

    また、ジブリパークそばの公園内に、映画「猫の恩返し」をモチーフとした遊具を設置すると発表した。


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