• 日経平均26422.05248.07
  • ドル円144.60144.63

パナ、EV電池の生産能力を10年度に3~4倍へ

パナソニックホールディングス(HD)は1日、成長分野と位置づける電気自動車(EV)向けの車載電池について、令和10年度までに生産能力を、北米中心に現在の3~4倍まで拡大する方針を示した。また、和歌山工場(和歌山県紀の川市)で5年度からの量産を計画している新型電池「4680」について、今年5月末から大規模な試作を始めたことも明かした。

パナソニックHDが1日から開催している投資家向けの説明会で、車載電池事業を担当する事業会社、パナソニックエナジーの只信一生(ただのぶかずお)社長が明らかにした。

同社は3年度までに、米EV大手テスラなどを中心にEV170万台分に相当する車載電池を供給しており、北米ではトップシェアを誇る。

5年度からは、テスラ向けに現在納入している電池と比べて約5倍の容量を誇る「4680」を供給予定で、生産能力を強化することで事業基盤をより強固にする狙いがある。

また、6年度にパナソニックエナジーの売上高を9700億円、本業のもうけを示す営業利益を870億円とする中期経営目標も発表した。

只信社長はEV向け車載電池の生産能力を拡大する理由について「競争力を維持するためには一定のシェアを確保しないといけない」と説明。中期戦略として「千人前後の人員増強を図る。このうち半数は価値を生み出す技術系の人員になる」と話した。

また、サプライチェーン(供給網)管理のソフトウエアなどを担当する事業会社のパナソニックコネクトも同日、今後3年間でサービス強化や事業拡大に計1500億円を投資すると発表した。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)