日本車4社、米販売40%減 5月、供給制約続く

    日本の自動車大手4社が1日発表した5月の米新車販売台数は計30万9319台と、前年同月と比べ40・3%減った。4社全てが2桁の減少率となった。世界的な半導体不足を背景に新車の供給制約が続いたのが主因だ。

    港で輸出を待つ自動車
    港で輸出を待つ自動車

    比較対象となる昨年5月の販売台数が新型コロナウイルスワクチンの接種進展による経済活動の正常化を受けて膨らんでいたことも、減少率が大きくなった一因。営業日が前年より2日少なかったのも響いた。

    減少率が最も大きかったのはマツダで、63・7%減の1万5312台。ホンダも57・3%減の7万5491台と苦戦が目立った。トヨタ自動車は27・3%減の17万5990台、SUBARU(スバル)は24・8%減の4万2526台だった。

    半導体不足といった供給網の混乱は、ロシアのウクライナ侵攻の影響で拍車がかかっている。(共同)


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