米航空宇宙局(NASA)は1日、次世代宇宙服の開発で米航空宇宙企業コリンズエアロスペースとアクシオムスペースの2社を選定したと発表した。2025年が目標の月面探査で導入する。国際宇宙ステーション(ISS)の運用期限が現在の24年から30年に延長されれば、船外活動でも使うとした。
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コリンズが開発中の宇宙服は軽くて動きやすくし、長時間の活動にも耐えられるのが特長。日本も参加する国際月探査計画「アルテミス計画」では女性飛行士も月面着陸する予定のため、さまざまな体格に合う製品になる見込みだ。
アクシオムは4月に民間の旅行者グループをISSに送り届けたほか、商用ステーションの建設も予定しており、政府の飛行士に加え、旅行者にも使ってもらうことを想定している。(共同)