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そば焼酎「土浦小町」好評、生産量1・5倍に 昨年は品切れ

茨城県土浦市産の「常陸秋そば」を原料とするそば焼酎「土浦小町」の仕込み作業が始まった。〝地産地消〟を第一目標に、昨年初めて発売された焼酎は入手困難となるほどの人気ぶりをみせ、今年は生産量を1・5倍に増やす。旗振り役を務める安藤真理子市長は「土浦でそばを作っていることを知ってほしかった。私も常にPRしていく」とトップセールスに意欲を見せる。

二次仕込み作業でそばのむき身をタンクに投入する土浦市の安藤真理子市長(右)と片山壮二副市長=水戸市元吉田町(三浦馨撮影)
二次仕込み作業でそばのむき身をタンクに投入する土浦市の安藤真理子市長(右)と片山壮二副市長=水戸市元吉田町(三浦馨撮影)

土浦市では、新治地区の農家11戸で常陸秋そばを生産。市農業公社が買い付けたそばの実のうち、今回は900キロを土浦小町の原料に回した。

製造を担当する明利酒類(水戸市元吉田町)では、まず米麹に水と酵母を加えて発酵させてもろみとし(一次仕込み)、5月23日にはそばのむき身を2度蒸し、冷ましてからもろみへ投入する二次仕込みが行われた。その1週間後の5月末にもろみを蒸留し、原酒を抽出。原酒は10月まで熟成させてから水で割り、アルコール度数を25度として瓶詰めの製品とする。

そば焼酎特有の穏やかな香りと、ほんのりした甘みが特徴の土浦小町。昨年は約2300本(720ミリリットル)を製造し、11月から主に県内のスーパーなどで販売された。コロナ禍の影響で売れ行きを心配する声もあったが「12月中旬には品切れ状態となった」(明利酒類)という。

今年は1・5倍の3500本の製造を予定し、価格は1500円で据え置く。自ら明利酒類へ赴き、2次仕込み作業を手伝った安藤市長は「昨年は非常に評判がよく、欲しい人がいてもなかなか手に入らないようだった。本当はもっと(製造本数を)増やしたかったが、少しずつということになった」と苦笑する。

より多くの土浦小町が市場に出回る効果については「まず、地元の人が飲めるようになって『おいしいよ!』と発信し、さらに周りの人にも飲んでもらえるようになればいい。この焼酎を通じて土浦をPRしたい」と期待する。

2年目の土浦小町は10月下旬から出荷され、11月1日には店頭へ並ぶ予定だ。(三浦馨)


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