猛反対された両親を説得 学生のうちから投資を始めるメリットとは

    投資や金融に興味を持った切っ掛け、将来の展望やコロナ禍での学生生活の実情など、「学生投資連合USIC」に所属する各大学のサークルがリレー形式でつづる本連載、今回は慶應義塾大学実践株式研究会・副代表の古舘賢人がお送りします。

    Q1.投資や金融に興味を持ったきっかけは? 両親に反対されなかった?

    投資や金融に興味を持ったきっかけは「何となく儲かりそう」と感じたからです。大学生になってから時間が圧倒的に増えたため、何か新しいことを始めたいと考えて、時間が余っている今のうちに株を始めるしかないと思い口座開設を両親にお願いしました。

    最初は両親に猛反対されました。親世代では「投資はギャンブル」、「学生で投資なんてけしからん」と考える人も多いと思います。結局お願いにお願いを重ねてしっかりと勉強した上で自己責任で始める約束で口座開設を許されました。

    サークル活動の様子
    サークル活動の様子

    Q2.活動を通して得た発見

    株式投資を通じて得た知見は世の中の全ての事象は繋がっているという事です。商品が顕著ですが、株式も気象、政治、連合(OPEC+など)、物流、疫病、インフレ、世界のトレンド(SDGsなど)、中央銀行など(他にも様々)によって影響を受けています。投資を始めた頃に今まで小中高で勉強してきた地理や公民、世界史などがここで役に立つと感じた時は、きちんと勉強してきてよかったと感じましたね。

    Q3.米国株に主に投資している理由は?

    最初は日本株も米国株も特にこだわりがありませんでした。しかし、初めはバイトも始めたばかりであまりお金を持っておらず、1株から取引ができる米国株の方が1つの銘柄に偏らないバランスの取れた運用ができると感じたので米国株の取引を開始しました。その結果米国株の知識の方が日本株の知識よりあるので今では米国株投資をメインにしています。また9時から15時の間は学校があるのでやはり学生としては夜取引ができる米国株の方が取引しやすいなと感じています。

    しかし、日本株も一つ一つの企業では世界トップレベルの優位性を持つ企業も多く、ニュースや決算、土地勘などで米国株よりもきちんとした分析ができると思うのでもいずれ日本株の勉強も始めたいと思っています。


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