• 日経平均25935.62-457.42
  • ドル円135.18135.24

北ミサイル、日本は共同訓練で対処 日米韓も視野

日本政府はエスカレートしつつある北朝鮮のミサイル発射に対し、日米共同訓練を行うことで日米同盟の対処力を強調し、北朝鮮に対する抑止を図っている。韓国政府とも連携し、日米韓での訓練実施も視野に北朝鮮を牽制する考えだ。

弾道ミサイル対処の日米共同訓練で調整を行う担当者ら=5日(防衛省提供)
弾道ミサイル対処の日米共同訓練で調整を行う担当者ら=5日(防衛省提供)

北朝鮮が少なくとも6発以上の弾道ミサイルを発射した5日、日米両政府は同日中に弾道ミサイル対処訓練を共同で実施した。海上自衛隊のイージス艦「あしがら」が参加し、自衛隊と米軍双方のミサイル防衛担当者により、日米間の調整作業を行った。

目的について、防衛省の発表は表向き「厳しさを増す安全保障環境の中、日米同盟の下での即応態勢を確認する」としているが、同省幹部は「ミサイル発射を受けた対抗措置の意味があるのは明らかだ」と話す。

政府は5月24日に中国とロシアの爆撃機計6機が共同で長距離飛行し、翌25日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際も、同日中に戦闘機計8機による日米共同訓練を実施した。中国やロシア、北朝鮮の軍事的挑発に対し、日米共同訓練により対抗する狙いがある。

政府は10日からシンガポールで開かれる「アジア安全保障会議」で日米韓での防衛相会談を調整しており、共同訓練の実施が焦点の一つとなりそうだ。

さらに政府は年末までに進める国家安全保障戦略など戦略3文書の改定で、敵ミサイル拠点などを破壊できる能力を持つことで相手に攻撃を躊躇させる「敵基地攻撃能力」の保有を検討しており、抑止力を高める方針だ。(市岡豊大)


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)