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コロナを機に新たな挑戦をしたCA 営業事務の兼業を半年ほど続けたころ…

SankeiBiz読者のみなさんにだけ客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第131回はアジア系航空会社乗務8年目の富田沙織がお送りいたします。

「既卒CA」の強みを活かして副業

実はCAには「既卒採用でCAに転職した」という人がたくさんいます。そのため、コロナ禍においては前職のスキルを活かして副業や兼業を始めるCAもいました。

私も既卒採用のうちの一人で、新卒では一般事務職に就いていたため、その経験を活かして、CAと兼業する形で営業事務のアルバイトをしていました。運良く、とても理解のある会社に雇って頂き、フライトのスケジュールが入った週はお休みを頂いて乗務に就いていたのです。

アルバイト先の企業には、私のようにコロナ禍中に海外と国内を往来している人が社内にいる事に不安を覚える従業員の方もいらっしゃったと思います。しかし、職域接種ですでにワクチンを接種していること、帰国後に毎回PCR検査を受けていることを説明すると「毎回PCRを受けていたら、むしろ国内にいる私たちより確実に陰性がわかって安心だね」と仰ってくださり、私自身は安心して出社することができました。

コロナ禍という非常事態でのCAとの兼業。これはアルバイト先の理解があってこそできたことだと思いますので、本当に感謝しています。

海外への語学留学を決意…なぜカナダだったのか

CAと営業事務アルバイトの兼業を半年ほど続けたころ、国際線は復活の目処が立たず、このまま待っているだけでいいのかな? という疑問が生まれました。仕事が休めるこの時期に今しかできないことをしたいと思い、カナダへの語学留学を決めました。

留学先をカナダにした理由は、入国後の隔離がなかったことと、人種差別が少ないと聞いたからです。留学に興味を持ち始めた頃、周りの同僚に相談してみると、カナダの留学経験があるという方が何人もいらっしゃったのは驚きでした。

カナダでは語学学校に通うことにしたのですが、入学前は他の生徒たちとの年齢差で溶け込めるのか不安でした。実際に学校へ通ってみると年齢層はとても広く、社会人経験者も多かったため、すぐに環境に慣れることができました。

当時、私の周囲にいた社会人経験者のほとんどは会社を退職してカナダに来ていたので、私のように会社に在籍しながら海外に行けるということはなかなか珍しいシチュエーションかもしれません。会社の状況が良くないからこそ実現できた留学ですので、ラッキーとは言えないものの、貴重なチャンスに恵まれたと思います。

英語でのコミュニケーションに自信も

カナダではマンションの一室を借りて住んでいました。オーナーは香港系カナダ人で、コミュニケーションはすべて英語。早口でスラングも多かったので最初は理解するのに必死でしたが、とても気さくな方で、すぐに打ち解けて仲良くなることができました。


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