萩生田光一経済産業相は7日の閣議後会見で、経産省が試合結果などを予想してお金を賭ける「スポーツベッティング(スポーツ賭博)」の解禁に向けた議論を進めているとの一部報道を否定。「私の知る限り、経産省で主導して直ちに(スポーツ賭博解禁を)実現したいという動きは全くない」と強調した。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/PBYYJN5YFVNMRLJFGGU4IRPTB4.jpg)
萩生田氏はスポーツ賭博の収入を公立中学校の部活動の費用に充てる案についても「公立中学校の部活動は教育の場だ。特別な予算を設けず、堂々と国に教育費として主張すべき」と文部科学相のころからの持論を披露した。
また、萩生田氏は「仮に経産省が取りまとめるなら、サッカーくじ(toto=トト)も(文科省の所管ではなく)経産省がやった方がいいことになる」と指摘。「現時点では報道は前のめり。事実と違うのではないか」と改めて報道内容を強く否定した。