JR東日本は7日、上越新幹線の大宮-新潟間について、最高速度向上に必要な騒音工事などが今年度中に終わる見通しが立ったとして、所要時間の短縮に伴うダイヤ改正を来年春に行うと発表した。最高速度は現行の時速240キロから275キロに向上。東京-新潟間で最速1時間36分の所要時間は、最大7分程度の短縮を見込んでいる。
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JR東によると、速度向上に向け、上越新幹線の走行車両を最高速度275キロが可能な最新鋭のE7系に統一する。また、一部で同一区間を走る北陸新幹線も最大2分程度の所要時間短縮が見込めるという。
来春のダイヤ変更に当たり、深沢祐二社長は同日の定例記者会見で「新潟と首都圏の交流が盛んになるようなダイヤを作っていきたい」と述べた。