松野官房長官、日銀総裁発言への論評避ける

    日銀の黒田東彦総裁(代表撮影)
    日銀の黒田東彦総裁(代表撮影)

    松野博一官房長官は7日の記者会見で、日本銀行の黒田東彦総裁が物価高騰に関し「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」との見解を示したことについて「政府としてコメントは差し控える」と述べ、論評を避けた。

    その上で「ウクライナ情勢などに伴う原油価格や物価高騰が民間消費や企業活動を下押しするなど、景気の下振れリスクには十分注意する必要がある」と指摘。「総合緊急対策」などに盛り込まれた物価高対策の実施を急ぐ考えを示した。


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