韓国弁護士事務所で７人死亡、逆恨みによる放火か

【ソウル＝桜井紀雄】韓国南東部、大邱（テグ）の大邱地裁近くのビルで９日午前、火災が起き、男女７人が死亡、煙を吸うなどして約４０人が負傷した。警察は、ビルの２階に入居する法律事務所に５０代の男が引火物を使って放火したとみて捜査している。男は現場で遺体で見つかった。

男は、この事務所の弁護士が請け負った訴訟で敗訴したことを逆恨みし、事務所に抗議していたと報じられている。この弁護士は火災当日、別の地方での裁判に出かけており、被害を免れたという。