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「リサイクル率」日本一へ選別強化 5位の埼玉・加須

埼玉県加須市が、リサイクルによって資源化したごみの割合を示す「リサイクル率」の日本一達成を目指している。環境省が人口10万人以上の自治体を対象に行った集計では加須市は全国上位5位以内の常連だ。悲願のトップ獲得に向け、資源ごみの選別を強化することで率の向上を図る。

最新の令和2年度の集計では、加須市のリサイクル率は38・4%(全国平均20・0%)で5位だった。元年度も5位、平成30年度は4位になり、8年連続で全国トップ5入りを果たしている。

それでも、日本一達成のハードルは非常に高い。令和2年度に1位だった神奈川県鎌倉市のリサイクル率は52・7%に達し、加須市を14・3ポイントも上回っている。加須市の近年のリサイクル率は37~39%程度で推移しており、「まずは40%突破」が目標だ。

市は、資源ごみが多く混ざっているという「燃やさないごみ」に着目し、リサイクル率の向上を目指す。燃やさないごみに含まれている陶磁器、ガラス類、金属類などの資源ごみを振り分けるため、処理施設での破砕処理の前に作業員による緻密な選別を行う計画だ。市は14日に開会する市議会6月定例会に作業員の人件費など約1373万円を含む補正予算案を提出する。

市の試算では、資源ごみの選別を強化することで300~400トンのリサイクルが可能になる。ただ、リサイクル率40%達成には約500トンの上積みが必要といい、草木類を焼却せずにチップ化して発電燃料としてリサイクルする措置なども検討している。

市の担当者は「リサイクルの強化で、買い取ってもらえる資源も増える。リサイクル率の向上はごみの最終処分場の延命にもつながる」と話している。(兼松康)


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