スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は13日から、冷たい飲み物を蓋なしで提供する取り組みを全国約1700店舗に拡大する。4月から東京都や大阪府などの113店舗で先行導入していた。年間約100㌧のプラスチック削減効果を見込む。
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店内利用客がフラペチーノなどの冷たい飲み物を注文した際、蓋なしで提供する。ただ、その後に持ち帰る場合などは、客のニーズに応じて蓋を提供する。テークアウトの利用客には、持ち運ぶ際の利便性を考慮し、これまで通り蓋つきで提供する。
同社によると、先行導入した横浜市内の店舗では、店内利用客の約半数が蓋なしを選択。これをきっかけに、繰り返し使えるマグやグラスでの提供を選ぶ客もおり、使い捨てカップの削減にもつながった。利用客からは「すぐに飲むため蓋は不要」などと前向きな声が聞かれたという。