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露軍がドネツ川の渡河地点模索 ゼレンスキー氏は英国防相と会談

ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ国防省の報道官は10日、露軍が東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)を流れるドネツ川の渡河可能地点を探していると発表した。ウクライナメディアが伝えた。ドネツ川は自然の要害で、露軍が主目標とするドンバス全域の制圧には渡河が必須。露軍はこれまでに渡河を複数回にわたり試みたが、ウクライナ軍の砲撃を受け、失敗してきた。

ウクライナのゼレンスキー大統領=キーウ(大統領府提供・ゲッティ=共同)
ウクライナのゼレンスキー大統領=キーウ(大統領府提供・ゲッティ=共同)

ドネツ川の西側には、激戦が続くルガンスク州セベロドネツクの対岸のリシチャンスクや、ドネツク州スラビャンスク、クラマトルスクなど露軍が制圧を狙う重要都市が存在している。

同報道官は「露軍は渡河を断念していない。川岸に展開するわが軍の防衛線の弱点を見つけようとしている」と説明。一方で「渡河中の部隊は格好の的だ」とし、撃退に自信を示した。

ルガンスク州のガイダイ知事も9日、気温上昇でドネツ川の水位が下がり、渡河可能地点が増えていると指摘。露軍が再び渡河を試みる可能性があるとした。

米シンクタンク「戦争研究所」や英国防省は従来、露軍が渡河に成功する保証はないと分析している。

一方、ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー大統領は10日、首都キーウ(キエフ)で英国のウォレス国防相と会談した。ゼレンスキー氏は英国の支援に謝意を表明する一方、露軍の撃退にはスムーズな重火器の供与が重要だと指摘。ウォレス氏は支援の継続を約束した。英国は先に長射程・高火力の多連装ロケット砲システム「M270」の供与を決定している。

露軍の占領下にある南部メリトポリのフェドロフ市長は10日、ウクライナ軍が南部ザポロジエ州内で過去2週間に露軍を5~7キロ後退させたと述べた。ウクライナメディアが伝えた。


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