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グリコ、コロナ禍の肥満防ぐ「短鎖脂肪酸」研究始動

江崎グリコは13日、東京都内とオンラインで記者会見を開き、ビフィズス菌が大腸内で生み出す成分「短鎖(たんさ)脂肪酸」の研究チームを社内に立ち上げたと発表した。新型コロナウイルス禍で悩む人が増えている肥満の抑制に役立つとして、ヨーグルト商品のアピールにつなげるほか、新たな商品の開発に役立てたい考え。

「短鎖脂肪酸」の研究プロジェクト始動を発表した江崎グリコ=13日、東京都千代田区(同社提供)
「短鎖脂肪酸」の研究プロジェクト始動を発表した江崎グリコ=13日、東京都千代田区(同社提供)

酢酸やプロピオン酸、酪酸に代表される短鎖脂肪酸とは、ビフィズス菌などの腸内細菌が食物繊維をエサにして大腸内で生み出す成分。同成分の有用性は世界的に注目され、整腸作用や悪玉菌抑制のほか、肥満を防ぐ作用も明らかになってきた。

同社は独自のビフィズス菌「BifiX(ビフィックス)」と水溶性食物繊維を配合したヨーグルト商品を平成20年から展開しており、研究チームの発足によって市場への訴求力が高まるとみている。

「ただ研究機関では知られているものの、一般消費者の認知度が極めて低い」(広報担当者)として、まずは13日に開設した専用サイトを通じて情報発信を始めた。

マウスなどを使った動物実験が主流だが、江崎グリコの研究チームでは人間を対象にした研究に注力。肥満抑制だけでなく、加齢などによる認知機能や血管の弾力性低下を防ぐ作用に関しても研究を進めるとともに、ヨーグルトを念頭に新たな商品開発も目指す。(田村慶子)


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