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参院選プレイバック 「ねじれ」、政局…数々ドラマ

改選で入れ替わる第一党、衆院との「ねじれ」、政変の呼び水…。これまでも参院選ではさまざまなドラマが生まれてきた。直近5回の参院選を振り返る。

当選確実となった自民党候補の名前に花をつける安倍晋三首相。与党の自民、公明両党が改選議席の過半数を制する結果となった=令和元年7月21日、東京・永田町の党本部(佐藤徳昭撮影)
当選確実となった自民党候補の名前に花をつける安倍晋三首相。与党の自民、公明両党が改選議席の過半数を制する結果となった=令和元年7月21日、東京・永田町の党本部(佐藤徳昭撮影)

〈平成19年〉民主が第一党、政権奪取に道筋

当選者の花付けを行う菅・民主党代表代行と鳩山・民主党幹事長、自然と笑顔がこぼれる=平成19年7月
当選者の花付けを行う菅・民主党代表代行と鳩山・民主党幹事長、自然と笑顔がこぼれる=平成19年7月

年金記録問題や閣僚の不祥事などが重なり、逆風を受けた自民、公明両党が過半数割れの大敗。与党が3分の2以上を占める衆院との「ねじれ」を生んだ。自民党の獲得議席は37にとどまり、公明党も愛知、埼玉、神奈川の3選挙区を取りこぼした。民主党(当時)は60議席で参院第一党となり、21年の衆院選での政権奪取に道筋をつけた。

〈平成22年〉自民が第一党返り咲き、再びねじれ

民主党が政権与党となってから初めて迎えた大型国政選挙。野党・自民党が51議席を獲得して改選第一党となり、国会は約10カ月ぶりに衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」となった。民主党は44議席にとどまり、国民新党(当時)をあわせても過半数に届かなかった。参院選では初陣となったみんなの党(当時)は10議席を確保し、第三極を目指した各党の中では独り勝ちした。

〈平成25年〉民主惨敗、ねじれ解消

自民党が政権奪還後初めて迎えた大型国政選挙。安倍晋三首相(党総裁、当時)の経済政策「アベノミクス」や憲法改正などをめぐって論戦が繰り広げられた。自民、公明両党は計76議席を得て、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」を3年ぶりに解消。民主党は17議席で結党以来の惨敗を喫した。

〈平成28年〉憲法改正勢力3分の2に

国政選挙で初めて選挙権年齢が18歳に引き下げられた。自民、公明両党は改選議席の過半数を上回る計70議席を確保。憲法改正に前向きな与野党の「改憲勢力」は、改憲の発議に必要な参院の3分の2を超えた。民進党(当時)などの野党は「野党統一候補」を擁立して「3分の2の阻止」を狙ったが、及ばなかった。合区が初めて導入された「鳥取・島根」「徳島・高知」の両選挙区は、ともに自民現職が当選した。

〈令和元年〉野党の候補一本化不発

令和初の国政選挙。元年10月に予定されていた消費税率の10%への引き上げなどが争点となった。立憲民主党などの主要野党は全国32の1人区で候補を一本化したが、自民、公明両党が計71議席と改選議席の過半数を獲得し、国会での安定基盤を確保した。ただ、日本維新の会などを加えた憲法改正に前向きな「改憲勢力」は、参院で国会発議要件を満たす3分の2に届かなかった。


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