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5月貿易赤字、過去2番目の大きさ 原油高や円安で

財務省が16日発表した5月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2兆3847億円の赤字だった。赤字は10カ月連続で、単月としては消費税率引き上げ前の駆け込み需要などが影響した平成26年1月に次ぐ、過去2番目の大きさ。原油高や円安進行の影響で、輸入が前年同月比48・9%増の9兆6367億円となり、3カ月連続で過去最大を更新した。

財務省=東京都千代田区霞が関(飯田英男撮影)
財務省=東京都千代田区霞が関(飯田英男撮影)

世界的な需要増やウクライナ危機の影響で資源価格が高騰。アラブ首長国連邦(UAE)からの原粗油、豪州からの石油や液化天然ガス(LNG)といった燃料の輸入が大きく伸びた。

輸出も15・8%増の7兆2521億円と、15カ月連続で増加した。新型コロナウイルス禍からの経済回復を反映し、欧州向けの鉄鋼や米国向けの鉱物性燃料が増えた。ただ中国・上海のロックダウン(都市封鎖)や半導体不足による自動車輸出の減少で、伸びは輸入を下回った。

一方、制裁を科すロシアからの輸入は数量ベースで穀物類が81・4%減、石炭が43・2%減、原油が34・9%減とそれぞれ減少した。ただ資源高の影響で金額ベースでは49・8%増えた。

中国からの輸入は25・8%増の1兆9975億円と過去2番目の大きさ。輸出は0・2%減の1兆3897億円と2カ月連続で減少した。米国からの輸入も過去2番目の大きさとなる9268億円(24・2%増)。輸出は1兆2547億円(13・6%増)だった。


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