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稲川会トップらに賠償請求 ヤミ金被害者10人、全国初

指定暴力団稲川会系組員2人によるヤミ金融事件の被害に遭ったとして、関東地方に住む40代男性ら10人が16日、同会トップの辛炳圭(通称・清田次郎)元会長(82)ら4人に約1300万円の損害賠償を求め訴えを静岡地裁に起こした。静岡県警が同日発表した。原告らは辛元会長に使用者責任があると主張している。

県警によると、ヤミ金の被害者が暴力団を提訴するのは全国初。ヤミ金の利息が暴力団の資金源になっている例は多いとされ、提訴によって資金源を断つ狙いがある。

訴状などによると、稲川会系組員2人は平成25~令和2年、無登録で貸金業を営み、原告らに複数回にわたり現金計50万~150万円を貸し付けた上、法定金利を超える利息を受領したとしている。

2人は2年に貸金業法違反(無登録営業)容疑などで静岡県警に逮捕された後、同罪などで起訴され、いずれも有罪判決を受けた。県警によると、1人は現在も服役中。


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