• 日経平均26422.05248.07
  • ドル円144.71144.72

梅雨入り、昨年土石流の熱海厳戒 静岡県が警報装置

東海地方が梅雨入りしたなか、昨年7月に大規模土石流が起きた熱海市をかかえる静岡県は大雨に備え、土石流崩落地点を中心に警戒を強めている。崩れずに残る盛り土の再崩落などの異変を察知する地盤伸縮計を起点に4カ所設置し、危険を感知すれば被災エリア沿いに複数設置した警報装置を通じて住民に知らせる監視システムを整えており、「有事」に備える。

梅雨入りで大雨シーズンに備え、土石流再発生の監視体制が整えられた盛り土崩落起点=3日、静岡県熱海市伊豆山(岡田浩明撮影)
梅雨入りで大雨シーズンに備え、土石流再発生の監視体制が整えられた盛り土崩落起点=3日、静岡県熱海市伊豆山(岡田浩明撮影)

県によると、土石流を受けて設置した地盤伸縮計が、1時間に2ミリ以上の地盤の動きを感知すれば、警報装置が鳴り出し、赤色灯も回転する。崩落地点下部にある砂防ダム付近の逢初(あいぞめ)川にはワイヤを張って監視。土石流が流れるとワイヤが切断され、警報装置が鳴り出す仕組みだ。

崩落起点には監視カメラや雨量計、地盤の傾斜計6基も新設した。応急的な排水設備も完成し、梅雨入り前に間に合わせた。

地元では、盛り土が再び崩れるのではという不安が根強い。県の担当者は「今年の出水期の状況を確認した上で、この程度の雨量なら大丈夫というのが分かってくるが、監視体制を整えたので少しでも安心してもらいたい」と話す。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)