政府、ＴＳＭＣの計画認定　最大４７６０億円助成

萩生田光一経済産業相は１７日の閣議後記者会見で、半導体工場建設を国内で後押しする関連法に基づき、世界大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）による熊本県での建設計画を認定したと発表した。政府が最大で４７６０億円を助成する。ＴＳＭＣはソニーグループやデンソーと組み、主に日本の顧客向けに生産する計画だ。

萩生田氏は「半導体サプライチェーン（供給網）の強靱（きょうじん）化に加え、将来に向けた半導体産業の発展に継続的に貢献することを期待している」と述べた。