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サローネ国際家具⾒本市が開催 ライフスタイル“以上”が分かる存在になりつつある

先週、ミラノサローネ国際家具⾒本市が開催された。パンデミックでお預けになっていた60周年のイベントであるが、会場には人が溢れていた。

第二次世界大戦後、ミラノ近郊に誕生した新しい家具メーカーのオーナーたちが輸出促進の場を作ろうとしたのが最初の動機だった。

1950年代後半、国内のモノ不足が解消しはじめたので、次は海外市場の開拓だと考えた。しかし、個々の企業努力で叶えるのにも力不足である。同業者がお互いに手を取り合い、その壁を乗り越えようとしたのが見本市の1回目だった。1961年である。

出展社数328、入場者数はおよそ1万2千人。4年後の1965年には輸出額がおよそ2倍、翌年1966年に3倍と成長する。

1967年からは海外メーカーも参加。 国内企業数1319、国外企業数63となり、初めて入場者数が6万人を超える。その翌年には輸出金額も1回目の年と比較して5倍にも達する。

そして、パンデミック前には40万人を超える来場者となった。文字通り、世界のインテリアデザインの先端を走ってきた。当初の目論見は見事に達成された。

今年の開催では173カ国の26万2000人以上が訪れた。61%が海外からである。パンデミック以前、ロシアと中国からの訪問が4万2000人以上であったが、今回これらの数字がほぼないので、実質、2019年と比較して10万人減と計算して良いだろう。

戦乱や感染への不安などがある現状を勘案すると、今年の成果は十分に満足できるレベルであったと言って良い。


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