岸田文雄首相は17日、今後の自動車産業のあり方について議論するため、今秋にも首相や関係閣僚、自動車業界の経営者を交えた会議を開く方針を示した。視察先の愛知県豊田市で記者団に明らかにした。
首相は会議開催をめぐり、「脱炭素に向かう中でも自動車産業はわが国の成長産業であり、クリーンエネルギー戦略の大黒柱だ。未来に向けた骨太の議論をしたい」と語った。会議の名称やメンバーについては今後検討する。
首相はこの日、トヨタ自動車の元町工場(豊田市)を訪れ、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の生産現場を見学したほか、同社の豊田章男社長と懇談した。































