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日本電産・永守会長「関社長を厳しく指導」 総会で後継者問題否定

日本電産は17日、京都市で株主総会を開き、令和5年4月に社名を「ニデック」に改める定款変更など4議案をいずれも可決した。創業者の永守重信氏が今年4月に会長職と兼務する形で最高経営責任者(CEO)に復帰後初めての総会で、後継者不在が懸念されていた。永守会長は総会後の会見で、CEOを退いた関潤社長について「後継者として厳しく指導している。彼が逃げない限りは後継者として育つだろう」と述べ、後継者問題の再燃を否定した。

株主総会後に会見する日本電産の永守重信会長(右)と関潤社長=京都市
株主総会後に会見する日本電産の永守重信会長(右)と関潤社長=京都市

永守会長は来年で創業50年となることに触れ、「そろそろ引退させてほしいと思っていたら業績や株価が下がった。関君には私を抜いてもらわないといけない」と指摘。これまで後継者候補が日本電産を去ったことについて「今度は絶対に失敗しないという気持ちで臨んでいる」とし、「(関社長は)今期に入って意識改革ができている。ただ1年では終わらない。もし彼が逃げたらプロパー(生え抜き)に渡す」と話した。

これに対し、関氏は「逃げるつもりはない」とした上で、自身がCEOを務めた昨年度を振り返り「明らかに実力が足りていなかった。永守イズムを自分のものにしたらうまくいく」と強調した。

総会では株主から株価の低迷を不安視する声も上がったが、永守会長は「世界の株価が下がっているときに日本電産だけ上がることはない。今は電気自動車(EV)関連に投資しているが、株価はいずれ伸びていく」と自信を見せた。


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