欧州自動車大手ステランティスの日本法人は17日、傘下の「プジョー」ブランドの8モデルの希望小売価格を7月1日から8万1千~22万7千円引き上げると発表した。為替相場の円安や原材料価格、輸送費の上昇によるコスト増が要因。
主力の小型車「208」やスポーツ用多目的車(SUV)「3008」などが対象で、3・0~3・4%の値上げとなる。上げ幅が最も大きいのは旗艦車となる「508」のステーションワゴン型のハイブリッド車で、667万8千円から690万5千円にした。
「シトロエン」ブランドの一部モデルを最大13万5千円値上げすることも発表した。