ロシア艦が列島半周の航行 沖縄通過、防衛省が警戒

    沖縄本島と宮古島の間を通過したロシア海軍のフリゲート艦=19日(防衛省統合幕僚監部提供)
    沖縄本島と宮古島の間を通過したロシア海軍のフリゲート艦=19日(防衛省統合幕僚監部提供)

    防衛省統合幕僚監部は19日、太平洋側を南下していたロシア海軍の艦艇5隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を抜け、東シナ海へ入ったと発表した。日本列島を半周するように航行したことになる。防衛省は今回の行動の狙いを詳しく分析し、ロシアの動向に警戒を強めている。

    防衛省によると、5隻はフリゲート艦3隻と駆逐艦1隻、ミサイル観測支援艦1隻。海上自衛隊の艦艇や哨戒機が監視に当たり、19日午後4時ごろに沖縄本島と宮古島の間を通過するのを確認した。

    沖縄本島と宮古島の間を通過したロシア海軍のミサイル観測支援艦=19日(防衛省統合幕僚監部提供)
    沖縄本島と宮古島の間を通過したロシア海軍のミサイル観測支援艦=19日(防衛省統合幕僚監部提供)

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