日本列島は24日、北陸や四国を中心に気温が上昇し、全国914観測点のうち今年最多の420を超える地点で30度以上の真夏日となった。うち35度以上の猛暑日も40を超え今年最多。新潟県十日町市では今年の列島最高温となる37・1度を記録した。
気象庁によると、列島の南にある太平洋高気圧から暖かい風が吹き付けたほか、山を越えた風が麓に吹き下ろす際に乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」も起きたとみられる。
新潟県上越市では37・0度、香川県東かがわ市と新潟県魚沼市で36・9度、愛媛県新居浜市と新潟県糸魚川市で36・8度に上った。
25日以降も多くの地域で暑さが続くとみられ、気象庁は熱中症に注意を呼びかけている。