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中国景況感4カ月ぶり節目上回る 上海封鎖解除受け

【北京=三塚聖平】中国国家統計局は30日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が、6月は50・2だったと発表した。前月(49・6)より0・6ポイント上昇し、好不況を判断する節目の「50」を4カ月ぶりに上回った。

ロックダウンが実質的に解除された中国上海市=1日(ロイター)
ロックダウンが実質的に解除された中国上海市=1日(ロイター)

中国最大の経済都市である上海のロックダウン(都市封鎖)が6月1日に解除されたことを受け、製造業の景況感も回復が進んだとみられる。中国経済メディアの財聯社によると事前予想は50・5で、景況感の回復には勢いが欠ける部分がある。習近平政権は「ゼロコロナ」政策の堅持を強調しており、景気の足かせになっている可能性がある。

PMIは「50」を上回れば生産や受注の拡大を、下回れば縮小を意味する。2年2カ月ぶりの低水準を記録した4月(47・4)を底に、上海封鎖の直撃を受けた最悪期は脱した形だ。

内訳では、柱となる生産の指数は前月から3・1ポイント高い52・8、新規受注は2・2ポイント高い50・4と、いずれも4カ月ぶりに節目の「50」を上回った。一方で、従業員数の指数は前月から1・1ポイント上昇したものの48・7と節目をなお下回っており、雇用回復に勢いがみられない。

統計局は「企業の業務・生産再開が引き続き進んでいることにより、抑制されていた企業の生産と需要が戻っている」と分析している。

統計局が同時に発表した非製造業の景況感を示す指数は、前月より6・9ポイント高い54・7だった。製造業PMIと同様に4カ月ぶりに節目を上回った。都市封鎖など移動制限措置の影響が大きかった運輸関連などで回復が進んだことが押し上げたとみられる。


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