iPhoneの新機種「SE」発売 アップル直営店は活況も携帯3社はイベント見送り

 

 米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)SE」が31日発売された。格安料金で使えるSIMフリー版を求める来店者を中心に東京都心のアップルの直営店には、100人以上の列ができたが、ソフトバンクなど携帯電話3社は今回は特別な発売イベントは見送った。

 アップルストア銀座店(東京都中央区)には午前6時半ごろから列ができ、開店の10時には約120人が並んだ。開店時間に合わせて店員がカウントダウンを行い、発売の雰囲気を盛り上げた。SIMフリー版の購入のために並んでいた東京都文京区の自営業、南園康仁さん(55)は「片手で使える4インチのサイズは良いが、デザインが『5s』と変わらないのは新鮮さがないと思った」と話した。

 携帯3社に代わって売り込みに熱心だったのは、家電量販店。NTTドコモなど3社が店の入り口近くに特設ブースを設けたビックカメラ有楽町店(同千代田区)では、来店者が足を止めてSEのデザインなどを確かめていた。

 ただ、SEの予約者のために設けられた席は閑散としていた。中央区の男性会社員(40)は「動画を見るにはSEのサイズでは小さいが、コンパクトなので持ちやすい」と購入を迷っている様子だった。