プロカメラマンがデルの8Kモニター「UP3218K」を絶賛する理由(PR)

 
UP3218K 31.5インチ 8Kモニター

 超高精細8Kの解像度(画質の良さを表す数値)はフルハイビジョンの16倍、高精細の4Kの4倍。4K8Kの衛星放送開始まで1年を切り、高精細の映像や写真が徐々に身近なものになっていきそうだが、デルの日本法人(本社・川崎市)は8Kが産業、医療、科学研究の分野に先行して普及すると見込む。戦略の柱になるのが世界初の31.5インチ 8Kモニター「UP3218K」(49万8800円、税抜き送料込み)だ。

 6日、デルは東京・丸の内でメディア向けのセミナーを行った。ディスプレイ製品マネージャーのキム・サンウ氏は「製品化にあたり、より多くの現場で使ってもらえるための価格実現、オフィス使いを想定した製品サイズ選択、世界初の8Kモニター開発および販売を考慮しました」と話した。

 特に強調したのが1インチあたりの画素密度が280ppi(Pixel per Inch)という特長だ。サイズがオフィス向きの31.5インチなので、70インチの大型8Kモニターの126ppiを大きく上回り「他の製品に例えると15.6インチの4Kノートパソコンの282ppiとほぼ同じ」(キム氏)。色彩を重視するメディア・エンターテインメント業界や、詳細な表示が求められる科学分野をターゲットにしたいと語った。

 「UP3218Kなら、まつ毛の一本一本まではっきり見えるんです」と興奮気味に話したのがプロカメラマンの西尾豪氏。西尾氏はテレビ関係の依頼で女子アナウンサーやタレントなどの人物写真を撮る仕事が多く、撮影した写真のチェック作業が大変だと語る。カメラの高性能化により4000万画素が普及しだしたのが一因だ。

 例えば高画質の人物写真を縮小して表示すると、細かいピントまで確認できず、等倍で表示すると顔の半分などの一部しか表示されずに全体の構図をつかめない。縮小と拡大を繰り返しながら作業をすると時間がかかる上に、ピンぼけに気付かないで納品するミスを誘発してしまう。

 だが8K(7680×4320=約3320万ピクセル)解像度を備えているUP3218Kを使うと「ピントを確認するとき、等倍で表示しなくても、かなりしっかり細かいところまで見ることができました」と性能を実感したという。西尾氏は、モニターで表示した通りの色合いで印刷できる、モニターを縦にして人物の全身を表示させられる利点も挙げ、「作業の効率が上がりミスも減ります。カメラに投資するだけでなくパソコンやモニターにも忘れず投資しなければ、と思いました」と結論づけた。

 また「何より写真を見るのがさらに楽しくなります。意外な写真がよく撮れていたり、技術的な課題が見つかったり。モニターは、ハイアマチュアのカメラマンが自分の写真を変えるきっかけになるかもしれません」とコメントした。

 テクニカルジャーナリストの西川善司氏は、2010年に登場した4Kテレビが今では一般化している流れなどを背景に「新しい製品が発売され5年から7年経つと『当たり前』になるか『廃れる』かが分かる」と持論を展開。8Kを採用したモニターとテレビは今年登場しているので、2024年に結果が出ているのではないかと予測した。

 8Kはデジタルサイネージ(電子看板)や美術品の高精細画像の保存、内視鏡手術や天体観測などの広い用途で活用される見込みだという。特に内視鏡手術は、8Kモニターに高精細の体内の映像を映すことで、これまでは見えにくかった神経をよけて執刀できるようになったそうだ。その上で西川氏は「本命はPC。4Kについても、早期に買っていたのはPCのユーザーでした。モニターが高解像度化して困ることはありませんから」と語った。(提供 デル株式会社)