福島・新地 国内最大級LNG基地公開 来年3月操業、復興に貢献

 

 東日本大震災の津波被害に遭った福島県新地町で11日までに、11月に完成した国内最大級の液化天然ガス(LNG)の受け入れ施設「相馬LNG基地」が公開された。来年3月に操業を開始する予定で、整備した石油資源開発(東京)は、雇用などを通じて復興に貢献したいとしている。

 基地の面積は約20ヘクタールで、LNGを23万キロリットル貯蔵できるタンク1基や気化施設などがある。福島、宮城、山形、新潟の4県に、パイプラインを通じて1日当たり一般家庭200万世帯分のガスを供給できる。

 現在は試運転中で、この日はマレーシアからLNGを運んできた第1船の入港記念式典も開催。新地町の加藤憲郎町長は「震災で大変なダメージを受けたが、ピンチをチャンスとし、石油資源開発と協力して地域を復興させていきたい」と述べた。基地の隣接地では、石油資源開発などが出資する「福島ガス発電」が天然ガスによる火力発電所を建設している。