中小機構と関東経産局が事業承継研修 専門家300人「応用編」学ぶ

 
約300人が集まった中小機構と関東経産局の専門者向け事業承継研修=東京都千代田区

 中小企業基盤整備機構(中小機構)関東本部は関東経済産業局と共同で、専門家向け事業承継研修「応用編」をこのほど東京都内で開き、地域金融機関の担当者ら約300人が参加した。

 中小企業の事業承継問題が、経済全体の大きな課題となる中、両者は毎年この時期に研修を実施してきたが、昨年度から事業承継に関する基礎的な知識を学ぶ「基礎編」、税務や法務などの専門知識を学ぶ「応用編」の2本建てで行っている。

 研修冒頭で中小機構関東本部の佐藤勉本部長は「専門家派遣事業などを通じ、多くの中小企業の事業承継を後押ししたい」と挨拶。関東経産局の山口栄二産業部長も「事業承継にはみなさまの力が必要だ」と激励した。

 セミナーでは同本部事業承継コーディネーターの松林伯尚氏が中小企業庁の政策指針「事業承継ガイドライン」について説明した後、税理士法人タクトコンサルティングの玉越賢治税理士が税務面、ベイス法律事務所の伊藤良太弁護士が法務の面から事業承継で必要な点を解説した。